Team Nick's Pajero 04


レース後半




<LEG5(8月11日)>
ビエンチャン - コンケーン 350キロ

コンボイにて国境へ


SS6は順調な滑り出しで快調に飛ばす。


しかし、それが裏目に出た。ハイスピードでのミスコース。
突然の左90度はオーバースピードで曲がりきれない。前方には沢山の子供達がレースを見ていた。
急ブレーキで前方を木にヒットさせてストップした。
キャーキャー興奮していた子供たちもシーンとなる。目撃人数50人以上で結構恥ずかしい。

再び走り出すが前方が大渋滞の為、サトウキビ畑の中を走る事にした。
ところがサトウキビ畑の中でスタック。さらに先ほどのクラッシュでオーバーヒート。最悪の状況だ!

ひっぱりだしてもらうが、車両のダメージが酷く牽引してもらい、やっとの思いでホテルにたどり着いた


TRDのメカニックが協力してくれた。感謝!


SS6にて昨年総合優勝のビークロスも5回転して大破した


最終的にペナルティー6時間30分を受け、21位から41位に転落。
さらにナビまでもが体調不良で、リタイヤの危機にさらされる。



<LEG6(8月12日)>
コンケーン - パクチョン 450キロ


修理が夜通し行われたが、結局ラジエターを完全に修復する事ができなかった為、部品を手に入れてスタート後に交換する。
そのためSS7は走れずにSS8で勝負をかける。


SS8スタート後、順調に飛ばし前車2台をパスしたところでミスコース。
オンコースを探すが畑の中を走るようなコース設定の為、なかなか見つからない。タイヤの跡を追いながらアローを発見した。
20分のロスを縮めるべく先を急ぐ。今度はトラック2台がSS内で止まっている。頭が熱くなっているので無理に追い越そうとして左フェンダーが接触。
相手がトラックだけに、こちらは大破。無駄な行動に反省する。
何とかゴールして26位。



総合33位に浮上した。

ゴールした直後オーバーヒートとガス欠・・・。横にあった民家の人が水をくれ、さらにバイクでガソリンまで買って着てくれた。
とってもありがたかった。
オーバーヒートの原因はラジエターよりマイナーリーク。TeamP&Dがくれた漏れ止め剤にて落ち着く。


<LEG7(8月13日)>
パクチョン - バンコク 400キロ


ついに最終日。何とか20位前半まで浮上したいところ。不調の車が多い中、僕の車は外見は酷いが問題なし。
ナビも体調が回復し、何とか行けそうな気がする。


ついに最後のSSである。
これぞアジアンラリーというコースで快調に飛ばす。

半分が過ぎた頃前方にまたもやラリーカーの集団が。。。
話を聞くと道がないとの事。皆あきらめモードに入っている。
我慢できなくなり、”僕たちは行きます!”とコンパスを頼りに砂漠でのラリー気分だ!
しばらく走るとオンコース見つける。 しかしまたもや泥に嵌る。荷物満載の重い車はびくともしない。後続車は誰も来ないし、もの凄い日差しが襲う。
地元民が集まって来て何とか脱出に成功。しかし車も人もボロボロになった。

ゴールに着いた車両は泥だらけ。洗う暇もなかった。


振り返ってみると、泥で始まり泥で終わった途轍もなく疲れたレースだった。
だが、Finisherと書かれたメダルを首にかけてもらうともの凄く清々しい気持ちになれた!



<結果>


45台中総合32位でした。
かなり悔しい結果ですが、諦めずに完走できてよかった!

最後に:ゴールした後タイのチームの人が、ラリー用のペンフォルダを売ってくれと言ってきた。
来年はタイで複製され発売されていることだろう。



参戦車両へ




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